遺贈金について

あなたの遺贈金が老人ホームで高齢者が 人生最期まで「命」と「尊厳」が大切にされる支援に役立てることができます。

自分の想いを、未来につなげたい。そのようにお考えになる方は、多くいらっしゃいます。
その想いのつなげ方のひとつとして、近年注目を集めているのが、遺言による寄付、すなわち遺贈です。
高齢者の安心と幸せのために役立ててほしいとお考えの方は、是非、Uビジョン研究所にご寄附を頂けますよう、心よりお願い申し上げます。

遺贈寄付は次のことに活用されます

〇老人ホームで「虐待」「不適切ケア」が増加している現状で、単身世帯や家族がいても長生きによって協力が得られない人も増えているため、第三者機関によるサービスの質が保証される老人ホームを増やしていきます。

〇「認知症の人」が人間としての「尊厳」が守られ、自分らしく生きることができる支援体制を作っていきます。
認証施設とUビジョン研究所との協働研究
人生最期のステージに認知症の人はいない~個性が輝く日常生活~

〇「ターミナル・ケア」が人間の温かい関わりの中で穏やかに迎えられるように支援体制を作っていきます。

〇支援を受ける利用者・支援する職員が共に幸せである老人ホームを創っていきます。

遺贈寄付の流れ

1.財産や相続人の確認
まずはご自身の財産を書き出してみましょう。金融資産は金融機関名・支店名・残高、不動産は所在地・物件種類・持分などを一覧にします。できれば戸籍謄本を取得してご自身の相続人を確認するとよいでしょう。誰にどの財産をどれくらい配分するか、遺贈寄付はどれくらいできそうかをおおまかにイメージします。また、できるだけ事前に、相続されるご家族へ遺贈寄付するご意思があることをお伝えしましょう。

2.遺言執行者の決定
遺言執行者とは、遺言の内容を実行する人のことです。法的な知識や経験が必要ですので弁護士や司法書士などの専門家、信託銀行等へ依頼なさることをおすすめします(Uビジョンから専門家をご紹介することも可能です)。

3.遺言書の作成
遺言がご意思に沿って実行されるために、法的に有効な遺言書を作成ください。遺言書には「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」があります。それぞれメリットとデメリットがありますので、ご希望の内容に応じて弁護士や司法書士、専門機関へご相談下さい。遺言書の中で遺贈先にUビジョンをご指定いただいた際には、その旨お知らせください。定期的にメールや郵送物で活動内容をご報告します。
※遺贈のご意志は遺言書に「公益財団法人Uビジョン研究所」を遺贈先としてご指定いただくことで、初めて実現します。

4.遺言書の保管
「公正証書遺言」は公証役場で保管されます。「自筆証書遺言」の保管は、特に決まりはありませんが、法務局に預ける方法(自筆証書遺言書保管制度)もあります。

5. 遺言執行者へご逝去の通知
ご逝去の際に、遺言執行者にご逝去の事実が通知される必要があります。
あらかじめ信頼できる方へ、通知をお願いしておいてください。

6. 遺言書の開示と執行
遺言執行者が相続人や受遺者(Uビジョン等)に遺言書を開示し、遺言執行の手続きを進めます。

7.ご寄付の完了
Uビジョンへの入金を確認後、領収書等をお送りします。いただいた寄付は、ご意思に沿って大切に使わせていただきます

遺贈の留意点

□遺留分にお気をつけください
遺留分とは、遺言の内容に関わらず一定割合の財産を受け取れる権利です。兄弟姉妹(または甥姪)以外の法定相続人に対して法的に保障されています。遺贈をご検討される際は、寄付の金額や割合は、相続人の遺留分にご配慮の上、ご検討ください。

□遺贈財産は相続税の対象外となります
Uビジョンに遺贈していただいた財産は相続税の対象外となります。相続税の非課税制度を受けるためには、相続税申告時に領収書等の添付が必要となります。

Uビジョンでは相続財産の寄付も受け付けております。

相続財産の寄付とは、遺産分割協議や遺言等により相続人が受け取った相続財産の中から、相続人の判断で寄付することをいいます。相続された財産を寄付することによって、故人の想いを高齢者支援へとつなげることができます。
なお、相続開始から10ヶ月以内に、寄付の受領証明書を添えて相続税申告されると、寄付額が相続税の課税対象から控除されます。

遺贈についてのよくある質問

Q.寄付した遺産の使われ方を知りたいです。
A.ご希望の事業を指定することも可能ですし、Uビジョンの活動全体への寄付とすることも可能です。使途のご希望がございましたら、遺言書に記載の際、遺贈先として「公益財団法人Uビジョン研究所」と記載いただくのと併せて使途もご記載ください。

Q.遺贈の寄付はいくらから受け付けていますか?
A.1,000円からお受けしております。なお所得税の確定申告で寄附金控除を受けられるのは、2,000円を超える部分となります。ご注意ください。

Q.領収書はもらえますか?
A.入金確認後、お出し致します。

Q.現金以外の不動産などは寄付できますか?
A.Uビジョンでは、金銭のご寄付を受け入れています。株や不動産などのご寄付は現在受け入れておりません。

Q.遺言書の内容の相談は誰にするのがよいでしょうか? また弁護士さんを紹介してほしいです。
A.遺言書の書き方、手続きなどに一定の決まりがあります。従いまして、弁護士、税理士、司法書士、行政書士、信託銀行などの専門家にご相談されることをおすすめいたします。(お尋ねする専門家がご不明な場合、Uビジョンへお問合わせください。)

また、サイトからのお問い合わせや、お電話等でのご質問もお受けしております。